カフェイン その3

IMG_20150625-3

カフェインの大量摂取でガン細胞が死ぬというのは間違いなさそうだが

ガン予防の手段として第一選択にしたいとは、私は思わない。

カフェインの常用は、車でいえばアクセルを吹かしっぱなしにするようなものだ。

停まらずに走り続ければ、壊れるか事故を起こすか、である。

カフェインを飲むと疲れがとれるのではなく

身体が興奮して疲れを感じ難くなるだけで

飲み続ければ陰でどんどん体が壊れていくのだ。

やっとそのことに気付いたのか、

最近では、栄養ドリンクでもカフェインレスのものが出てきたが。

こんなことを書いていると、私はいつかコーヒー屋に暗殺されるかもしれない(笑)

ちなみに、過度のカフェイン摂取が細胞死を引き起こす仕組みは、

国立筑波大学の生命環境系生物化学講師の桑山先生という方が

ホームページ上で公式に論文を発表されている。

誰でも見られるので、興味のある方はご覧いただきたい。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。ランキングが上がると院長のやる気が上がります。

当院のホームページもよろしくお願いします。
    
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
rogo_yoko

カフェイン その2

IMG_20150625-2

前回のカフェインとガンについての続き。

たしかにカフェインによってガン細胞は死ぬようだが

同時に正常な細胞まで死んでしまう。

故にカフェインでガン予防というのはお勧めできないわけだ。

しかし、カフェインがガン細胞に対して作用する仕組みや弊害を無視して

カフェインを摂取するとガンが減るという<統計>だけが独り歩きしてしまっている。

統計の話をするなら、こんなデータもある。

社団法人 全日本コーヒー協会という団体のホームページで公開されている統計資料では

1877年(明治10年)以降の日本のコーヒー豆の輸入量の推移がわかる。

100年以上も前と比べて輸入量が増えているのは当たり前だが

1980年は19万トンだったのに対して、2014年は45万9千トンと、その量は2倍以上である。

ここには脱カフェイン加工されたものも含まれるが

生豆40万トンに対して、脱カフェインされたものはわずか約2千トンなので問題にならないだろう。

更に、全国茶生産団体連合会 全国茶主産府県農協連連絡協議会という団体の

ホームページで公開されている日本国内のお茶の供給量の推移データ。

こちらは1980年と2013年を比べると緑茶は減っているが、

紅茶やウーロン茶の輸入が増えているため

お茶全般としては11万5千トンが11万8千トンとわずかに増えているだけ。

つまり、日本人のカフェインの摂取量は30年以上前と比べて明らかに増えているわけだ。

これに対して、厚生労働省が公開しているガン患者数の推移データでは

1979年が10万人程度だったのに対して、2005年には30万人に手が届きそうな数に増えている。

医療技術の進歩や新薬の開発などが進んでいるせいか

胃ガン・乳ガン・子宮ガンによる死亡者数は1980年と2005年を比べてほぼ横ばいであるが

気管支や肺・大腸・肝臓のガンの死亡者数はそれぞれ2~3倍に増えている。

データだけを見るならカフェインの摂取が増えているのに

ガン患者の数も増えているではないかという事になる。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。ランキングが上がると院長のやる気が上がります。

当院のホームページもよろしくお願いします。
    
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
rogo_yoko

カフェイン

IMG_20150623-2

治療のあとの養生指導でカフェインをひかえるように指導することが多い。

多くの人がカフェインの害に無頓着で、当たり前に飲んでいる。

すでに栄養学の分野でもその害は言われているし

テレビの健康番組などでも取り上げられることもある。

しかし、「塩分をひかえましょう」とか「脂肪の取りすぎに注意しましょう」というのと

せいぜい同じくらいに考えているようだ。

ゆえに、カフェインの摂り方や適量を教えても、なかなか納得していただけない。

逆に最近では、カフェインの摂取によりガンのリスクが減るという研究結果が出ている。

そんなニュースを引き合いに出してきて、「身体に良いのでは?」と反論される始末。

悔しいので調べてみた。

まず、カフェインがガンに効くというメカニズム。

カフェインの大量摂取によって、抗がん剤の効果が増強されるそうだ。

抗がん剤とは、要するに細胞を壊死させる薬である。

がん細胞だけに効くのなら良いが、そうではない。

基本的に抗がん剤は人体の正常な細胞にも有害である。

抗がん剤投与で痩せて衰弱したり、痛みを訴えたり、脱毛するのはそのためである。

つまり、抗がん剤を投与されている患者さんは

がん細胞と正常な細胞のどちらが先に消えてなくなるかという

ある種の賭けをさせられているわけだ。戦争と言ってもよい。

どっちの兵隊が先にいなくなるかというギャンブルである。

当然、細胞もおとなしくやられっぱなしではないのであるが

カフェインはこの細胞死を早める効果を持っている。

統計的に、カフェインの常用者のがんのリスクが低いというのは

がん細胞がカフェインにより死んでしまっているからと考えられる。

しかし、同時に正常な細胞も消耗させられているわけだ。

しかも、カフェインによるその他の弊害もあるわけで

やはり、カフェインを摂取してがんを予防しようというのは、全くお勧めできない。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。ランキングが上がると院長のやる気が上がります。

当院のホームページもよろしくお願いします。
    
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
rogo_yoko