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体表観察で身体に触れると、やたらとくすぐったがる人が時々いる。
師匠からは「肝の異常が肺に影響したせいだ」と教わっていた。
この場合の「肝」や「肺」は、もちろん西洋医学的な「肝臓」や「肺臓」ではなく
東洋医学における「肝」「肺」である。
恥ずかしながら知らなかったのだが、
この「くすぐったい感じ」を医学用語では
「擽感(りゃくかん・りゃっかん)」と言う。
約1年前から通院している患者さんでこのような症状を呈する人がいる。
主訴は別にあって、そちらは通院開始から数ヶ月でもうすでに治まっている。
でも、擽感や脈・舌、その他の所見が完全には無くならないため、通院を継続。
施術を繰り返すこと半年ほどで、お腹の擽感が無くなった。
肝の異常がマシになって、肺の異常もマシになった為と考える。
だが、まだ背部の擽感が消えない。
施術を続けていくと、まだ残っているが背中の擽感も少しマシになってきた。
その他、舌や脈、ツボの反応も良くなってきている。
もうあと少しだ。