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鍼灸治療の根本原則は、如何にして「気」を動かすか?である。
天地の気が人体に影響して起こる病は「六淫」の病である。
風・寒・湿・燥・熱・火の六種の邪気が人体に様々な影響をもたらして病となる。
人の感情の乱れ・過不足から起こる病は「七情」の病である。
喜・怒・悲・憂・思・恐・驚の7種がある。
様々な原因があるが
突き詰めればこれら気の乱れを如何に正すかが鍼灸治療の要であり全てとも言える。
問診と体表観察により病の根本を見定めて、
この気の乱れを正すためにどのツボに術を施すかで全てが決まるわけだ。
誤ったツボを選んだり、誤った術を施せば効果がないか、
場合によっては悪化することもあり得る。
的確であればもちろん良くなる。
鍼灸治療において、適当に刺した鍼が効いてしまう「ラッキーパンチ」は
ある意味でものすごく恥ずかしい事なのではないか。
もちろんそこから学ぶことはあろうし、患者さんは喜ぶかもしれないが
それを以て「鍼灸で~~の病気が治りました!」と喧伝してみたり
深く掘り下げて研究することなく、
同じ疾患に同じツボを盲目的に使ってみたりするのはいかがなものか。
意図せずに打ったという事は、悪化したかもしれないわけだ。
そのようなギャンブルのような施術は、自分なら絶対にお断りだ。
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