12月4日(日)は大阪へ。
今年最後の北辰会本部定例勉強会、12月度エキスパートコースに行ってきました。
午前中は実技練習。
午後ひとつめの講義は学術部長・奥村先生による、WFASのレポート。
WFASとは!?⇒<世界に通用する達人のワザ>
そして、午後の2コマ目、橋本浩一先生による内経気象学の講義。
実は古代の中国人は、天文学や気候・気象に関してものすごい研究をしていました。
それによって、暦を作ったり、農耕や占いに役立てたり
もちろん、医学にも役立てていたわけです。
気象と医療という、まず一般の人はその存在を知ることもないのが内経気象学。
非常に珍しいこの分野の研究を、現代でもされている人はごくわずかです。
橋本浩一先生はその稀少な先生のうちの一人。
鍼灸師にして、気象予報士の資格もお持ちというすごい先生なのです。
先生の著書⇒鍼灸治療 内経気象学入門~現代に甦る黄帝内経による気象医学~
気象予報士の試験は非常に難しく、合格率は例年4~7%。
2015年1月の第43回国家試験では3,116人が受験して合格者は130人!
ちなみに、司法試験の合格率はここ数年は20~25%くらい。
医師免許の国家試験は毎年90%前後であることから
気象予報士の国家試験が、いかに難しいものであるかが分かる。
そんな超天才と言っても良い、橋本浩一先生の講義はこれまた超難解。
これまで何度も講義を聞いてきましたが
今まではまるで外国の言葉を聞いているかのようだったのに
夜行バスで行ったにもかかわらず、今回はまるで眠気に悩まされることもなく
先生の講義をしっかりと拝聴することができました。
今だから告白しますが、過去にはあまりの難解さに爆睡したことも・・・(笑)
しかしなぜか今回は、先生の喋っていることが何とかわかります。
どうやら私も少しは成長しているようです。
(頑張って易学やら運気論やらを勉強したおかげか)
そして今回は、講義終了後に先生に質問。
先日、テレビで紹介されていた、ほぼ毎日のように雷が発生する村が南米・ベネズエラにあり
そのメカニズムと、それと共通する人体の生理・病理について質問させていただき
非常に勉強になりました。
気象・気候が人体に与える影響は無視できるものではなく
鍼灸医学をやるうえで、非常に重要なファクターのひとつです。
人間が生きていくのに、絶対に自然を無視することはできないからです。
今年最後の本部定例会で、来年の研究課題をまた一つ得ることができました。
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