今週末はいよいよ世界鍼灸学会。
日本では1993年の京都大会以来、23年ぶり2度目の開催。
中国にその源流を発し、朝鮮半島や日本などにも伝わって発展した鍼灸。
あまり知られていないが、欧米でもその普及はかなり進んでいる。
師匠の治療院で修行していた頃、ドイツから患者さんが来ていたが(ドイツ在住の日本人)
ドイツでは、鍼灸治療が保険適応されており、国外の鍼灸院の施術も対象となるそうだ。
その方も、申請用紙に施術証明のハンコを押してほしいと、ドイツから持って来ていた。
その他、アメリカでも保険会社は鍼灸を適応可としているし、
イギリスでは国民保健サービスの病院において保険適応で鍼灸治療が受けられる。
これらと比べると、日本が遅れすぎていると言っても良いかもしれない。
この世界鍼灸学会は日本の鍼灸家たちが発起し、1987年に設立。
第1回大会は、鍼灸の故郷である中国の北京で行われた。
1998年にはWHO(世界保健機構)と公式関係を結んでいる。
鍼灸の団体としては、世界で唯一、WHOと公的関係を持っているNGO団体である。
世界中から鍼灸家が集まるし、当然、北辰会からも代表・藤本蓮風先生が実技セッションに、
副代表・新風先生がポスター発表で参加する。
北辰会方式の鍼灸が世界に発信される、歴史的な日である。
また、世界の鍼灸に関する情報を得る格好の機会でもある。
実に楽しみ。
⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。
ランキングが上がると院長のやる気も上がります。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。
当院のホームページも是非ご覧ください。
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
⇓ ⇓