勘違いする治療家

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以前こんな記事を書きました。

「怪力乱神を語らず」

そして現在、鍼灸の先輩がブログでこんなネタで大いに語ってます。

「東洋医学は宗教か。」

この話題について連載して非常に詳しく語っているので興味のある方はどうぞ。

やっぱりどうしても、東洋医学や鍼灸は妖しく見えてしまうんでしょうか。

先日、鍼灸・東洋医学の恩師である鍼狂人こと、藤本蓮風先生がこの治療院にいらっしゃって

その翌週から患者さんが激増して、大忙しになってます。(税務署には言わないでネ)

初診の患者さんも、再診の患者さんも劇的に増えて師匠のパワーとしか思えません。

「妖しくないよ!!」と訴えている自分がこういう不可思議な現象に直面しているわけで

東洋医学を知らない一般の方が「妖しいよ!」と思う気持ちもよくわかる(笑)わけです。

以前から時々あることで、

疎遠になっている患者さんのことが突然に頭に浮かんで

「あの人どうしているかな?」と考えたちょっと後に

その患者さんから予約の電話がかかって来たりします。

最近もまたそんなことがありました。

昔から日本には<虫の知らせ>なんて言葉もあります。

大事なのは、こういう不可思議な現象に直面して、治療者が勘違いしない事でしょうか。

つまり、すごい病気を治して「自分は不思議な力を持っている!」だとか

「どんな患者さんも治せるパワーがある!」なんて勘違いをすると

ただの治療家が、<教祖様>になっていってしまうわけで・・・。

それを崇拝して着いてくる患者さんはもちろんいるでしょうけども

離れていく患者さんもたぶん少なくない。

でも、精神的に不安定な患者さんに対しては、

ある意味で<教祖様>的な存在になることで心身の安定が図られる面もあります。

だからこそ、治療家は勘違いしちゃいけないし、その状況を悪用してもいけないわけです。

結局はバランスの問題・・・ということで

これ、非常に難しい問題です。議論したらいくらでも話ができる。





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rogo_yoko

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