医療の専門分化 その4

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医療の専門分化
医療の専門分化 その2
医療の専門分化 その3


現代医療における専門分化の弊害の実例を挙げてきた。

これに対して、鍼灸治療は基本的には専門分化せずオールマイティーに診る。

最近は、<不妊専門>とか専門性をアピールしている治療院が少なくないが

基本的には何でも診ることができるのが、東洋医学の素晴らしさのひとつだと思う。

日々臨床していると、患者さんは様々な症状を訴えてくる。

あまりにその症状の種類が多すぎると、次第にそもそも主訴は何であったか

よくわからなくなり、忘れそうになるくらいの人もいる。

そんな時に、「これは診られるけど、これは分からない」などとは言ってはおられない。

その分、勉強も大変である。あらゆる病気の知識を得なくてはならないし

医学だけにとどまらず、様々な分野の知識も吸収しなくてはならない。

整形外科疾患なら当然、スポーツの知識や運動力学の知識が必要であるし

精神疾患なら、コミュニケーション能力なども問われる。

アトピーの患者さんなら、飲食の事はもちろん、日常に使う石鹸や洗剤のことも

知っておいたらアドバイスできる。

流行性の感染症の話題など、ニュースにもアンテナを張っていなくてはならない。





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rogo_yoko

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