怪力乱神を語らず

IMG_20160126

「怪力乱神を語らず」

この場合、「かいりき」ではなく、「かいりょく」と読む。

出典は孔子の『論語』。

君子は、道理に背いたこと、理性で説明できないような事象に関して語らないものだという意味。

また、怪しげなこと、不確かなことは口にしないという意味もある。

東洋医学というジャンルは、とかく怪しげなものとして捉えられることが多い。

酷い場合は、まるでオカルトの類かと思い込んでいる人もいるようだ。

西洋医学や科学文明の考え方が当たり前のものとなっている現代では無理からぬことであるが。

しかし、深く学んでみればこれほどに「科学的」なジャンルはないと思う。

治療におけるその論理と思考は「数学」のそれであると言っても過言ではない。

しかし、それだけではない。

手の感覚などに頼る部分もあり、それが「非科学的」な印象を与えてしまっている点も否めない。

論理と感覚の両輪があってこその鍼灸医学なのであるが。

なぜなら、治療する側も、される側も、同じ人間だからである。

機械を直すわけでもなく、ロボットが治療するわけでもない。

生き物同士の交流なのだから、「感覚」が働いて当然なのだ。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。
ランキングが上がると院長のやる気も上がります。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。

当院のホームページもよろしくお願いします。
    
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
rogo_yoko

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA