香りが大事

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陳皮(ちんぴ)

七味唐辛子の中に入っているので、ご存知の方も多いだろう。

ミカンの皮を乾燥させたもので、自宅で簡単に作れる。

柑橘類なら基本的には何でもよいようだが

当然、種類によって効能・性質が異なる。

中国ではオオベニミカン又はコベニミカンを使う。

日本では一般的には温州ミカンを用いる。

自宅で作る場合には、農薬などに注意を要する。

できれば無農薬のものを選びたい。

輸入されたオレンジ、グレープフルーツやレモンなどは

農薬の他にも、輸入の段階で防カビ剤などが使われているから

これを作るには適さないのでお勧めできない。

作るには、まずミカンを食べる前に皮の表面をよく洗う。

皮を細かくちぎってから乾燥用の網に入れる。

それをベランダなどに出して乾燥させるだけで作れる。

毎年、この時期に作っているが

今年は実家で生った2種のミカンをそれぞれ使ってみた。

どちらも無農薬であるから安心である。

特に、風布ミカンは品種改良などされていない古来からの原種で

皮をむいたときの香りが鮮烈で、温州ミカンとは比べ物にならない。

そのため、陳皮にするにはもってこいなのである。

なぜ香りが重要なのか、次のブログで陳皮の効能を説くこととする。


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