実家の庭で生ったみかん。
左の大きいのは一般的な、いわゆる温州ミカン。
右の小さいのは風布(ふぶ 或いはふっぷ)ミカン。
ミカン栽培の北限である、埼玉県寄居町風布のミカンだそうな。
しかし、調べてみると寄居町では風布という地名は残っているが
現在はどこの農園でも、作っているのは温州ミカンのようだ。
この風布でのミカン栽培は今からおよそ400年ほど前に始まったようだ。
はじめはこの小粒の、橘の木のミカンを作っていたようだが
時代の移り変わりとともに、温州ミカンに淘汰されていったのであろう。
なるほどこの風布ミカンは酸っぱい。
甘味は少ないし、小粒に過ぎる。中の皮も厚い。
甘味が強く、大粒で中の皮も薄い温州ミカンに軍配が上がったのだろう。
しかしながら、決して嫌な酸味ではなく
昔ながらのミカンといった風情で、
好みは分かれるだろうが、まずくはない。
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