先日、所属している鍼灸の学術団体 (一般社団法人)北辰会の関東支部定例会にて
臓腑経絡学の講義をさせていただいた。
臓腑経絡学とは、西洋医学でいうところの生理学・解剖学である。
非常に基礎的な分野であるが、基礎であるがゆえに大変重要で
しかも数千年の歴史があるので、とても奥が深いのである。
西洋医学の生理学・解剖学でもいえるが
そこには、長い歴史の中で先人たちが積み上げてきた「知」の堆積がある。
そんな恐れ多い「知」の堆積に切り込んで、その内容を抜き出し
2時間にまとめて、わかりやすく講義するわけである。
もちろん、講義したのは臓腑経絡学の全てではなく
<心包・三焦>という一部分のみであるが。
それでも、だいぶん割愛してしまった。
そして気づいたのは、講義の準備ほど勉強になるものはないという事だ。
指導するには、曖昧な知識や感覚をまとまった形にしなければならない。
準備段階から勉強となるのはもちろん、
講義中も 「この伝え方はわかりづらいかな?」 とか
「これはわかりやすく説明できたな」と様々な気づきがあった。
今後も、全て講義するつもりで知識の習得に励みたいと思う。
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