鍼の適応

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歯周炎を繰り返す患者さん。

歯を磨くと歯茎が痛く、出血する。

歯医者へ行けばよくなるが、しばらくするとまた繰り返す。

疲れている時などになりやすいようだ。

強烈な痛みではなく、熱感もそれほどではない。

注意深く全身を観察する。

腎陰の虚がベースにあると診立てるが、

とりあえず表治として極端に実の反応のある右合谷へ鍼を一本。

翌日には、歯磨き時の痛みが10⇒3へ軽減。

鍼の適応症は非常に多い。

人間の体である以上は、基本的には「この病には効かない」とかいうことはない。

歯科も然り。


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rogo_yoko

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