蓮の糸について調べるまで、恥ずかしながら知らなかったのだが、
蓮の茎からは繊維がとれるそうだ。
現代日本では作っているところはないそうだが、
現在でもミャンマーなど一部の国では生産されいるとのこと。
蓮の茎からとった繊維を撚って糸にして織った布製品は大変貴重なものだそうで
日本国内のお店でも、わずかだが<藕糸織(ぐうしおり)>と言って、取り扱いがあるらしい。
蓮の糸で織られたお坊さんの袈裟なんてものもあるそうだ。
蓮は泥の中に生えながら美しい花を咲かせることと、その水を浄化する作用がある事から、
仏教ではその教えと一致すると考えられ、仏像は<蓮台>の上に載っているし
その手に蓮の花を持っていることもある。
お経にも「南無妙法蓮華経」とあることから、大変重視されてきた事がわかる。
また、蓮の糸はこの世と極楽浄土を結ぶものとされてもいる。
以前こんな話を友人としていたら、
「じゃぁ、君に鍼を打たれたらあの世に逝っちゃうんじゃない?」などと不謹慎なことを言われた。
営業妨害もいいところである。
安心してください、私にはまだそんな腕はありません。
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