東洋・西洋の両医学を比較する人がいる。
歴史やその成り立ちを比較するのは構わないし
どちらが効くとか、効かないとかいうのも、まぁ、良いと思う。
同じ治療者がそれぞれの医学の治療法を、同じ患者さんに対して
同一条件下で試行した以外で、「これは効かない」とか言われるのは心外だし、
実験手法として破綻しているだろうと文句を言いたくなるけれども。
しかし、人体に起こった現象の東洋医学的な説明を
西洋医学的にはこうだとか、ああだとか言うのには閉口する。
両医学はそもそも思考体系が違う。根底にある哲学が違う。
妖怪の存在を科学的に検証しようとするようなものだ。
そういうことを試みる人というのは、その現象の「背景にあるもの」を
感じることができない人なのであろうか。
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