「知者不言、言者不知」 老子
この一言を以て、実学は素晴らしいと主張するのは暴論かもしれない。
この言葉が戒めるところは、無知なる蒙昧の発する軽薄な言葉である。
実践の伴わぬ言葉では猫の子一匹動かすことはできぬ。
さらに、実践なくして金言は生まれぬと思う。
なにがしかの経験や失敗の上にこそ、重みのある言葉は生まれるのだ。
しかし、金言も使い方によっては全く功を奏さない。
先日、言葉も鍼であると説いたが、鍼も言葉もタイミングが重要である。
その時の状況に応じた治療でなければ、鍼は全く効かぬ。
同様に、機に即さぬ言葉は聞く者の耳を塞ぐ。
「金言耳に逆らう」である。
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