ムントテラピー <Mund-Therapie>
本来はドイツ語である。
言葉で癒す。
一般には、インフォームド・コンセントとして知られている。
ただ、西洋医学では言葉による治療というより
丁寧な説明をすることで、患者さんの理解を得てから同意の上で治療をするための防衛線である。
本来はアメリカで始まった考え。
1990年頃に、日本での医療に沿う形に改変され、普及してきた。
故に、<契約>を重視したり、訴訟が多いアメリカらしいものである気がする。
しかし、我々鍼灸師からすれば、言葉も鍼である。
他人に対してネガティブな感情をもたらす言葉は、確実に人を病ませる。
場合によっては、それだけで人を死に至らしめることも。
「呪う」とはこのことである。
字に口偏がついていることからもわかるであろう。
逆に、他人の気持ちを明るくさせたり、軽くさせる言葉は、それだけで病の治療となる。
「言葉が心に刺さる」という。
鍼のように言葉も刺さるのだ。
安易に言葉を発してはいけない。
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