くすぐったい

D94E87B0-760A-4D05-9684-EDAD06A4E9F8


 



ブログを読んでいただきありがとうございます。
よろしければバナーのクリックをお願いします。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。


体表観察で身体に触れると、やたらとくすぐったがる人が時々いる。


師匠からは「肝の異常が肺に影響したせいだ」と教わっていた。


この場合の「肝」や「肺」は、もちろん西洋医学的な「肝臓」や「肺臓」ではなく


東洋医学における「肝」「肺」である。


恥ずかしながら知らなかったのだが、


この「くすぐったい感じ」を医学用語では

「擽感(りゃくかん・りゃっかん)」と言う。


約1年前から通院している患者さんでこのような症状を呈する人がいる。


主訴は別にあって、そちらは通院開始から数ヶ月でもうすでに治まっている。


でも、擽感や脈・舌、その他の所見が完全には無くならないため、通院を継続。


施術を繰り返すこと半年ほどで、お腹の擽感が無くなった。


肝の異常がマシになって、肺の異常もマシになった為と考える。


だが、まだ背部の擽感が消えない。


施術を続けていくと、まだ残っているが背中の擽感も少しマシになってきた。


その他、舌や脈、ツボの反応も良くなってきている。


もうあと少しだ。

嬉しいお便り

IMG_3359


 



ブログを読んでいただきありがとうございます。
よろしければバナーのクリックをお願いします。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。


当院で不妊治療を受けていた患者さんから吉報がありました。

現代医学の不妊治療を数年間受けていましたが

なかなか良い結果に結びつかないという、かなり難しい患者さんでした。

排卵なく、月経も不安定。

ホルモン剤投与で排卵起きるも、投与をやめるとまた無排卵。

人工授精で妊娠するも、安定せず早期に流産。

その後も人工授精を試みることトータル6回。

全て実らず。

半ば絶望しながらも、東洋医学に一縷の望みをかけて当院を受診。

鍼灸治療を開始してから1年1ヶ月で自然妊娠。

妊娠中も体調管理のために通院して、先日無事に出産のお便りをいただいた。

以下にその一部を記して、同じ悩みを抱え苦しむ人たちの希望としたいと思う。

 

「ご報告が遅くなりましたが、男の子を無事に出産いたしました。
予定日から2日後の出産で、とても健康に生まれてきてくれました。
そしておかげさまで母子共に元気に、先日退院いたしました。

鍼灸治療を受け始める前の自分では、出産どころか自然妊娠なんて無理だと諦めていましたが、
先生の鍼のおかげで体質を根本から改善でき、現在の私とこの子がいるのだと思っています。
妊娠中からつわりも軽く、体重制限されることもなく、
妊娠中になりやすい高血圧や糖尿病などにもならず、
最後までトラブルなく健康に過ごせました。本当にありがとうございました。

しばらくは私も外出できませんが、落ち着きましたら、
また産後の身体の回復や、メンテナンスのために通わせていただきたいと思います。
(個人情報保護のため一部削除・加筆修正あり)

 

 

この方の場合、不妊だけでなく、様々な身体の不調がありました。

そこを無視して、生殖能力の部分だけ改善することは考えられません。

疲れやすい・慢性鼻炎・貧血を起こしやすい・乗り物酔いがひどい
冷え性・生理痛・月経不順・イライラしやすい・熟睡できない
朝スッキリと起きられない・長時間の立位で足の痛み・胃腸の不調...

挙げたらきりがないくらい、いろんな症状がありました。

治療を始めて徐々にこれらの症状が無くなっていき

開始から半年ほどで月経が安定し始めました。

以後は上に述べた通りです。

ちなみに、お便りの中では、最後までトラブルなく・・・と書かれておりますが

つわりも、逆子も、風邪も、その他の不調もすべて鍼灸で処置しています。

あまりに好調だったので、苦しんだ印象が少ないのでしょう(笑)

何はともあれ、鍼灸治療が身体を良くするだけでなく、

希望と感動を得られるお手伝いができたのが何よりもうれしかったです。

 

<このブログを読まれた、不妊治療でお悩みの方へ>

全ての方が、この患者さんのように上手くいくわけではありません。

未だ私の鍼灸の技術も発展途上であり、患者さん毎に環境や体質も異なります。

また、体質の改善をするために長期間の施術の継続が必要な場合が多く

金銭的にも、精神的にも、その負担は決して軽くありません。

それでも、「不妊治療の選択肢は現代医学だけではない!」という事を

広く知っていただくために、このようなブログを公開しています。