動物的感覚

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201896日に北海道にて胆振東部地震が発生した。


行方不明となっていた方も遺体で見つかり捜索は終了したようだが


たくさんの命が失われた。まずご冥福を祈りたい。


さて、古来よりナマズは地震を予知するなどと言われているが


その他の動物でも、地震などの天変地異に敏感に反応するそうだ。


動物が反応するなら、人間も何か感じることができるはず・・・


と言いたいところだが、現代人は鈍くなっているのか


大半の人は何も感じないことだろう。


しかし人間でも、子供などは非常に敏感である。


当院に通院中の子供。

とある主訴に対して鍼をしていたが


毎日出ていた主訴がほぼ治ってきた。


あっても週に
1回程度に減少。


ところが
6日から連続3日でまた主訴が出現したという。


そして
6日朝、ニュースを見ていない(地震の事を知らない)のに


「大きな地震の夢を見た」と母親に告げたそうだ。


伝統中国医学では「恐・驚」の感情は腎に影響するという。


身体を診たところ、たしかに然るべきところに然るべき反応が出ていた。


恐怖が身体に影響を及ぼしたのである。


これはオカルトでも何でもない。


動物が地震の前に、微弱な地磁気の乱れや振動を感じて異常行動を起こすように


敏感な子供も何かを感じ取った。


ただ、動物のようにはっきりとは感じとれない。


しかし無意識レベルでは感じているので、

潜在意識で感じたものが影響して異常な夢を見た。


その夢の恐怖が身体に影響し一時的な主訴の悪化につながった・・・


と考えられるが、状況証拠だけで、これを科学的に証明することはできない。


統計的に有意な数字を出すことはできるかもしれないが


全国の児童に聞いてまわるわけにもいかない
(苦笑)


当院に通院中の子供に異常が無かったか親に確認してみたら


他にも疑わしき例があった。はっきりとはわからないが。


こういったことをオカルトとか思い込みと片付けずに


人が自然と共に生きていく上で必要な感覚であるとして


大事にしていくべきと思う。


当院のホームページも是非ご覧ください。


rogo_yoko

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