大陸に名医を訪ねて ①


その間、全く喋っていなかったわけではないですが

長時間、日本語が通じない環境下で喋るのも久しぶりだし

この15年間の中国の発展・変化は凄まじいものがありました。

そんなわけで、到着して初日は色々と戸惑うことがあって大変でした。

まずお金の問題。

現在の中国では、電子マネーが当たり前。

現金でやり取りする人は以前と比べてかなり減っているようです。

しかし、我々外国人は中国内に銀行口座を持っていないし、

中国のスマートフォンもないので、電子マネーは使えません。

昔ながらに現金を使うしかないのですが

この電子マネーの普及の凄さにびっくりしました。

ホテルや空港は当たり前ですが、屋台でも電子マネー決済です。

おっちゃんが道端に停めたリヤカーに果物を載せて売ってたりしますが

下の写真のようなQRコードを印刷したカードがあれば電子マネー決済可です。

自転車こいでフルーツ満載のリヤカー引っ張ってきて、

まったくハイテク感は皆無ですが、支払いは電子マネーというこのギャップに

違和感しかありませんでした(笑)

image18-4
真ん中に映ってるのがQRコード。これを読み取って支払います。
これはAlipayというアプリ対応のものですが、お店によっては微信(Wechat)という
日本のLINEみたいなアプリでも支払えます。
両方できるお店はQRコードも2枚ぶら下がってました。

でも中国でこんなに電子マネーが普及したのは

この国が進んでいるから・・・とは一概に言えません。

昔からこの国は偽札がすごく多いことで有名でした。

私が留学していたおよそ20年前も、

スーパーマーケットのレジには必ず偽札判定機が置いてあり、

支払いの際にはチェックされていました。

そのため現金に対する信頼性が高くなく、

それが電子マネーの普及を後押ししたと言われています。

携帯電話もかなり普及していますが、それも固定電話の普及率の低さ故です。

そう考えると、単に発展している・進歩しているとは言い難いことが分かります。

続く・・・。


当院のホームページも是非ご覧ください。


rogo_yoko

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