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患者さんに話す内容なので、講義で話すようなことをしゃべっては難しすぎる。
講義では、「古典にこんな記載があって・・・」とか
「中国伝統医学では ~ ~学説を基にして考えていて・・・」なんて喋っているが
臨床で患者さんにそんな説明をしたら、訳が分からない人のほうが多いだろう。
だからと言って、「あなたには難しすぎて理解できませんよ」と
いわゆる上から目線で、まともに説明しないのもよろしくない。
いま述べた2つのタイプは、病院でドクターがやっている良くない対応の
代表例と言っても良いだろう。経験した事のある人は少なくないと思う。
専門的な勉強をされていない人=患者さんも理解できるように
例え話で説明したり、わかりやすく解説してあげるのが最善である。
そして、この「わかりやすく説明する」という行為こそが、
患者さんと施術者との気の交流の一部でもある。
ここで患者さんが反感を覚えてしまったり、納得できなかったりすると
その後の施術が、うまく進まなくなってくることが多い。
場合によっては、症状が軽くなって、明らかに鍼が効いていても、である。
気とは何か? 知識を得るだけでは理解できないものである。