20年の重みと2000年の存在感

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熱海・来宮神社の大楠
威風堂々たる存在感。大きく、優しく・・・。人もまた、こうありたいもんですね。

2月11日~12日の2日間は、熱海へ行ってまいりました。

毎年行われている、北辰会の宿泊型研修会、「順雪会(じゅんせつえ)」です。

北辰会関東支部の初代支部長であった中村順一先生を

追悼する意味で始まった集まりも今回で19回目。

そして、関東支部設立から20年。

私自身も、中村先生とはお会いしたこともなく、

そのお姿は写真で拝見したことがあるだけですが

中村先生が、藤本蓮風先生の著書を読んで感動し、

手紙を送り、教えを請い、そして有志と共に関東支部を設立されました。

その熱い情熱は今も、脈々と受け継がれていると思います。

いま我々が東京で勉強ができるのは、

中村先生の情熱から始まった関東支部があるからです。

その「想い」を絶やすことなく、これからも伝え続けていくために

一生懸命学び、その知識や技術をまた、後輩へ伝えていかなければなりません。

研修会終了後に、何人かで来宮神社へお参りに行ってきました。

この神社には、樹齢2000年の大楠(おおくすのき)があります。

樹に触れてみましたが、冬なのにとても温かく、なめらかで、

触れているこちらが癒されるような感じでした。

2000年間、ただそこに立っているだけ・・・と言ってしまえばそれだけですが

その場所が、2000年前とあまり変わらずに残っているということで

非常に、力のある場所でした。今風に言うならパワースポット、でしょうか。
(パワースポットという言い方、あまり好きじゃないのですが)

2000年と20年では比べものにもなりませんが、

昔と変わらない「故人の情熱」を持ち続けていきたいと思います。





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rogo_yoko

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