もう16年も前の話になるが・・・
大学生の時に中国へ語学留学していた。
飛行機でわずか3時間ほどで行ける国なのに
日本とは全く違う文化にカルチャーショックを受けた。
先日、ブログ記事「間違いだらけの冷やし中華」でも書いたが
間違いだらけの冷やし中華 その1
http://blog.livedoor.jp/lotus_thread/archives/2016-06-07.html
間違いだらけの冷やし中華 その2
http://blog.livedoor.jp/lotus_thread/archives/2016-06-08.html
中国人は身体を冷やすものを習慣的に避けていた。
ビールは冷やさずに飲むし、飲食店でまず出てくるのはお冷ではなく温かいお茶。
これは夏でも変わらず、冷たい水などは基本的にあまり飲まない。
逆に、お湯が出る給湯器はどこへ行ってもだいたい置いてあり
彼・彼女らはマイボトルに茶葉を入れたものを携帯する習慣がある。
冬には、柑橘類は身体を冷やすから良くないと
オレンジジュースを温めて飲んだりしていた。
その当時に知り合った、特に医学・医療を学んでいるわけではない学生でも
「この食べ物は身体を冷やすからこの時期は食べちゃダメ」などと言っていた。
もちろん、中国特有の大陸性気候や食習慣ならではの部分もあるが
日本人にはない、己の身体を養うための独特の思想がそこにはあった。
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