「涙」も、身体の状態を見定める一つの材料となり得る。
風にあたるなどの刺激で流涙するのか、何もなくても出るのか
熱い涙か、冷たい涙か
右だけ、あるいは左だけ出る・・・など。
また、鍼治療後の反応としての流涙もある。
内弟子修行時代、師匠の治療院にて
初診を受けた小学生の女の子。
置鍼中に突然泣き始めたことがあった。
一般的な感覚ならば、「泣く」というのは良い反応とは思えない。
当時の自分も非常に驚いて焦った記憶がある。
しかしこの場合は、いわゆる「好転反応」であった。
東洋医学では<肝>は眼に開竅して(つながって)いると考える。
故に、涙は<肝の液>であると考える。
強い緊張や恐怖などがあり、張り詰めていたものが一気に解けた場合に
突然涙が出るという事があるだろう。
あれが鍼によって誘発される事が偶にあるのだ。
最近も、鍼治療を受けた翌日に涙が出て、一日中泣いていたという患者さんがいた。
その更に翌日からは、一気に身体が楽になり、非常に好調であるとの事。
鍼一本でこんな反応が出る。
鍼灸治療には無限の可能性がある。
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