ものさし その2

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弁証(西洋医学でいうところの診察・診断)をせずに

鍼灸の施術や、漢方薬の処方をするのは非常に危ない。

現在の日本の病院における漢方薬の取り扱いについて

富山大学大学院の医学薬学研究部のホームページの文章から抜粋させていただくと

<近年日本においてもすべての大学の医学教育に漢方が取り入れられ,

全80大学の医学部,医科大学で漢方の講義がなされている。

2012年の日経メディカルの調査によると,

現在漢方薬を日常診療に使用している医師は83.8%で,

漢方薬を使用し始めた動機として,62.9%が西洋薬による治療の限界を挙げている。>

ということらしい。

明治時代以降、100年以上も日本の医学教育に漢方診療の講義は無く

2001年に国が定めた医学部の教育内容ガイドラインの到達目標に

「和漢薬を概説できる」という項目が加えられたことで

ようやく普及しはじめたのである。

しかしながらまだ歴史は浅く、当然ながら2000年以前に卒業した医師のほうが多い。

しかし、先ほどの文章を見てみると、8割以上の医師が漢方薬を処方している。

ほとんどの医師が、正しい弁証をせずに処方しているようだ。

患者さんにお薬手帳を見させてもらうと、的外れな処方をされていることが多い。

この現状に非常に危機感を感じる。


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rogo_yoko 

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