浅い呼吸

KIMG20160422-1

「真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす」 出典『荘子』

真人とは、悟りを開いた人、世の中の道理や真理を弁えた人とでも言うべきか。

賢者は踵で呼吸するくらい、深く息をする。

未だ悟れていない一般人は呼吸が浅い・・・ということである。

現代では、呼吸の浅い人が多い。

運動不足やストレスなどによる過緊張から来るものだろう。

それがさらに酷くなると、呼吸がしにくい、息苦しいという症状となり

さらに悪化すればその息苦しさから低酸素状態となり、それを脱するべく過呼吸となる。

現代医学では<パニック障害>なんて診断名が付くようだ。

これは、過呼吸を治して終わる病気ではない。

過呼吸の根底にあるものを治さなくてはならない。

過呼吸は、低酸素状態を改善しようとする防御反応だからだ。

もちろん一時的には、過呼吸状態を治めなくてはならないけれど。

それにしても驚くべきは、この言葉が書かれた『荘子』が2000年も前のものだという事。

呼吸の大事さを、いま一度確認できる。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。
ランキングが上がると院長のやる気も上がります。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。

当院のホームページも是非ご覧ください。

⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ 
⇓ ⇓

rogo_yoko

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA