中医学では、病気の進行度や性質を見極めるのに
様々な<物差し>を用いる。
例えば <咳が出る> という症状があるとして
その咳が、虚証(身体における何らかの弱り)によるものなのか
あるいは実証(弱りはなく、ストレスによる気の停滞など)によるものなのか。
熱の病なのか、寒の病なのか。
病は身体の、どの位置にあるのか。
どの程度進んでいるのか。
こういったことを測るための<物差し>がある。
そこから導き出された<証>(この場合は咳を引き起こしている病理)に基づいて
治療を進めていくわけだが、中医学における物差しはひとつではない。
中医学では物差しの事を<弁証>というが、<八綱弁証(はっこうべんしょう)>とか
<気血津液弁証(きけつしんえきべんしょう)>とか、
<衛気営血弁証(えきえいけつべんしょう)>など、数種類の弁証法がある。
字を見てるだけで頭がグルグルしてくるような、ややこしい名前のものばかりだ。
でもこれが大事なんである。
鍼灸治療も、漢方薬の処方も、これら弁証を踏まえて為されなければならない。
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