ヒントは陰陽の図である。
図を見ればわかる通り、白い部分が上に多く、黒い部分が下に多い。
白い部分は<陽>であり、黒い部分は<陰>である。
<陽>の気は上に上昇し、<陰>の気は下に下降する。
故に<陽>が上にあって、<陰>が下にあるのは自然に思えるが、そうではない。
これは陽気が上に昇り、陰気が下に下降する「動き」を表現している図である。
だからあのような不思議な形をしている。
重要なのは陰陽の気の所在ではなく、「陰陽の動き」であり、その性質である。
鍼灸の治療後に人体の陰陽の気が動くことによって変化が現れることがよく分かる。
その「気の動き=変化」を邪魔しては治療の意味がない。
ちなみに、何かのデザインで白と黒が入れ替わっているものがあるが
本来はこちらの配置が正しいものである。
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