師走である。
忘年会シーズンらしく、ある患者さんが二日酔いでしんどいと言う。
もちろん鍼治療も効くが、そば茶を勧めてみた。
すると、次に来院した時に
「そば茶を飲むと二日酔いがすごく軽くて、あれ良いですね。」との事。
蕎麦は甘味で涼性、脾・胃・大腸に作用する。
(もちろん東洋医学的な五臓での脾胃大腸である。)
身体にこもった余分な熱をとったり、体内の毒や老廃物を排出する働きもある。
大酒した後に良いわけである。
清熱作用があるので、胃腸が冷えている場合に用いることは禁忌である。
蕎麦を茹でると、その成分の多くは茹で汁に流れ出てしまうため
食後には蕎麦湯を飲むほうが良い。
そういう意味でも、そば茶は非常に良いのである。
カフェインも入っていないので
平素から脂っこいものをよく食べる人や、お酒をよく飲む人はお試しあれ。
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