教えることは教わること

IMG_20151004-3

先日、所属している鍼灸の学術団体 (一般社団法人)北辰会の関東支部定例会にて

臓腑経絡学の講義をさせていただいた。

臓腑経絡学とは、西洋医学でいうところの生理学・解剖学である。

非常に基礎的な分野であるが、基礎であるがゆえに大変重要で

しかも数千年の歴史があるので、とても奥が深いのである。

西洋医学の生理学・解剖学でもいえるが

そこには、長い歴史の中で先人たちが積み上げてきた「知」の堆積がある。

そんな恐れ多い「知」の堆積に切り込んで、その内容を抜き出し

2時間にまとめて、わかりやすく講義するわけである。

もちろん、講義したのは臓腑経絡学の全てではなく

<心包・三焦>という一部分のみであるが。

それでも、だいぶん割愛してしまった。

そして気づいたのは、講義の準備ほど勉強になるものはないという事だ。

指導するには、曖昧な知識や感覚をまとまった形にしなければならない。

準備段階から勉強となるのはもちろん、

講義中も 「この伝え方はわかりづらいかな?」 とか

「これはわかりやすく説明できたな」と様々な気づきがあった。

今後も、全て講義するつもりで知識の習得に励みたいと思う。


健康と医療 ブログランキングへ

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑
よろしければバナーのクリックをお願いします。
ランキングが上がると院長のやる気も上がります。
真の東洋医学・伝統鍼灸の普及にご協力お願いします。

当院のホームページもよろしくお願いします。
    
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
rogo_yoko

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA