初診の問診の時に様々なことを聞くが
中でも面白いのが<夢>である。
患者さんの睡眠状況を聞く時に、夢を見るか・見ないか
夢の内容はポジティブなものか・ネガティブなものか
幼少時はどんな夢が多く、現在はどんな夢を見るか?
そんなことを聞いていく。
鍼灸治療に何の関係があるのかと、
大体の患者さんは不思議そうな様子である。
しかしこれが、患者さんの心理状態を知るのに大きな判断材料となる。
例えば、子供の頃に空を飛んで遠くへ行く夢をよく見たという人。
いろいろ聞くと、幼少時の家庭環境に問題があり、
そこから脱却したかったという心理がうかがえる。
患者さん本人も忘れているような過去のトラウマが掘り起こされる。
それが病の原因になっていることもあるし、
現在の症状と直接の関係はなくとも、
その人の人格形成に大きく影響しているならば、
それは看過できない重要な情報だ。
ところで昨晩に私が見たのは、
襲い掛かってくる女の幽霊と重量挙げで対決する夢だった。
バーベルが転がって幽霊の足元を通過し、
持ち上げられないことが判明して、私の不戦勝が決まった。
これはいったいどういう心理を表しているのか、
先刻からずっと悩んでいるが答えが出ない。
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