数日前に、こんなニュースがあった。
<自閉症の人、方言話さない傾向 弘前大教授らが調査>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000008-asahi-soci
標準語で話すよりも、方言を使うことで他者との関わりが深くなる。
たしかに、方言には懐かしさや親しみやすさを想起させる響きがある。
逆に、激しい口調など、相手を不快にさせる要素もある。
どちらにせよ、人間の本質が垣間見られるものだと思う。
内弟子時代、師匠がよく、「患者さんの真似をしろ」と言っていた。
歩き方とか姿勢を真似て研究することで、
どこが痛いのか、体のどの部分に負担がかかっているのかがわかる。
それと共に、方言の研究もすすめられた。
師匠はよくやったらしい。
例えば大阪には河内という地域があり、その中でも北河内、中河内、南河内で言葉が違うそうだ。
そして、この言葉の違いは人間を規定する。
例えば、言葉の荒っぽい地域で育つと、激しい性格となることが多いようだ。
故に、その患者さんの言葉遣いで、その人の性格なども推し量れる。
初診問診で、幼少時にどこで育ったのかを聞くのはこういう意味もある。
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