運動をすれば身体は温まるが、運動の仕方によっては体に害をなす。
また、人によって向き不向きもある。
老人や女性、子供にきつい筋力トレーニングをやれと言っても無理なように
体力の程度、過去の運動歴、現在の病気の状態によって、適する運動は異なる。
ほとんど万人にお勧めできるのは散歩である。
歩行時、全身の様々な筋肉が運動する。
誰でもできて、無理せず続けられる。
怪我したり、身体を傷めたりする危険性も少ない。
東洋医学的にも、単なる運動としてだけでなく
外へ出ることで天地の気を吸収できる効能がある。
太陽に当たることで陽の気を浴び、大地から陰の気も吸収できる。
外を歩くことで見える景色が変わり、精神的な気の滞りも解消されやすい。
故に、できる限り自然の多いところで土の地面の上、景色の良いところを歩く方がよい。
そうでないと散歩の効果が半減する。
師匠は、「これは歩行禅だ」とよく言っていた。
歩きながら座禅のような効果が得られるわけだ。
マイナス点としては、運動強度が低いために長時間やらねばならず
若者や体力あるものには、運動として不十分であるところか。
そして、今の時期は熱中症の恐れがあるため、時間を選ばねばならない。
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