昨日も今日も突然の真夏日である。
ニュースで紹介されていたのだが、
腕時計のように手首に付けるタイプのもので
発汗量、心拍数や体温を測って、熱中症の危険性が迫ると
アラームで知らせるというものだ。
似たようなものは実は数年前からあったようだが
一般向けではなく、工事現場で働く作業者向けに、衣服に装着するタイプのものだ。
今回のものは、老人や子供がこの季節に装着することを想定しているらしい。
科学の進歩は凄まじい。
一面的には素晴らしいアイデアで、熱中症による被害を防ぐことに効果的であろうが
ますます、人間の感覚が鈍っていく方向にあるように感じる。
己の身体の異常や、周囲の気候の変化に気づけなくなったら、生き物としてどうなのか?
そういう感覚を失った分、他の動物にはない知性や道具を作り出す技術を持てたのだろうか。
どちらに偏りすぎてもいけない気がする。
そして、どんなに科学技術が発達しても、それを使う人間の精神性が変わらなければ
不幸な事件・事故の発生につながりかねない。
化学が発達するならば、人もまたより賢くならなければならない。
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