実学 その3

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「知者不言、言者不知」   老子

この一言を以て、実学は素晴らしいと主張するのは暴論かもしれない。

この言葉が戒めるところは、無知なる蒙昧の発する軽薄な言葉である。

実践の伴わぬ言葉では猫の子一匹動かすことはできぬ。

さらに、実践なくして金言は生まれぬと思う。

なにがしかの経験や失敗の上にこそ、重みのある言葉は生まれるのだ。

しかし、金言も使い方によっては全く功を奏さない。

先日、言葉も鍼であると説いたが、鍼も言葉もタイミングが重要である。

その時の状況に応じた治療でなければ、鍼は全く効かぬ。

同様に、機に即さぬ言葉は聞く者の耳を塞ぐ。

「金言耳に逆らう」である。


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rogo_yoko

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