奈良での内弟子修行を終えて
東京に戻ってから2か月余り。
ある意味では今までの人生の中で最も過酷な2カ月だったかもしれない。
開業準備に追われる中、次々と起こるトラブルの数々。
誰かが意図的に自分を狙って嫌がらせをしているのではなかろうかと
本気でそんなことを訝しむくらい。
開業直前の4月末。
京都のある先生と、自分の近況についてメールでやりとり。
「鍼の師匠が、こんなこと言うてたでぇ~」と教えていただいた。
曰く「何かトラブルが続く時、それは運命に試されているのかもしれない」と。
その時、ハッと思い出したのがこの言葉。
「天の将に之を与えんとするやまず之を苦しむ」(漢代・劉向)
つまり、天の神様が何かを与えようとする時、まず苦しみ(試練)を与える。
それを乗り越えた者だけが、何かをつかみ取ることができる。
今こそが、自分の人生の正念場なのであろう。
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