先生、<気>って何ですか? その2

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「先生、気って何ですか?」

人間の身体を動かしている、エネルギーと思ってください。

気が血を作ったり、体内の水分を作ったりもするし

それらを動かしたり、必要なところへ送ったりもします。

人体で気が正常に働いていれば、血や水分の活動・代謝も行われます。

<脳死>というものが現代医学でありますが

あれは気が活動できなくなってしまった状態

東洋医学では<絶気>と言いますが、その状態にあるという事です。

点滴や人工呼吸器などの生命維持装置を外せば、生きていけない状態です。

現代医学が発展する以前は、時間の問題で亡くなってしまうような状態が

人工心肺装置の発明で、心臓を活動させておくことができるようになったわけです。

そういう意味では西洋医学は、すごい医学であるとも言えるわけですが

気が絶えてしまったために、身体の生命活動をコントロールすることができないわけで

それを、気の代わりに強引に動かしている状態が、脳死の状態であると言えます。

こう考えると、<気>というものが、思い込みなどではなく

客観的に存在する、生体の活動エネルギーであることがよく分かるでしょう?

ね? 鍼が効くのは気が動くからで、「気のせい」じゃないんですよ(笑)!

と、こんな風に患者さんにはお伝えしています。

まぁ、最後の一言は余計かもしれませんが(笑)。



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rogo_yoko

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