冬来たりなば春遠からじ

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患者さんからいただいた、早稲田にある穴八幡宮の一陽来復懐中御守

If winter comes, can spring be far behind?
    (冬来たりなば、春遠からじ)

イギリスの詩人、シェリーの叙情詩 『Ode to the West Wind』(西風の賦)の一節。

冬は一年の終わりではなく、春の前触れである。

古代の中国人も、循環する季節というものを意識していた。

<易>というものがある。

占いの面ばかりがクローズアップされがちであるが、さにあらず。

儒教の経典である五経(易経・詩経・書経・礼記・春秋)のうちのひとつ。

伏羲(ふっき)という人が八卦(はっけ)を考え出し、

孔子がまとめたといわれているようだが、詳しいことははっきりわかっていない。

古来より占いに用いられていたが、単にそれだけでなく

天文・地理・人事・物象などあらゆる事物における陰陽の理を説いた書である。

この中に「一陽来復」という言葉がある。

冬は陰の季節である。

その陰が極まったところに、わずかに陽気が芽生えて、また徐々に陽気が伸びてくる。

冬から春へ移りゆく季節を表している。

易占をやって、この「一陽来復」という卦が出たら、今は悪い状態だけれど

これから良くなっていきますよ、その兆しがありますよということを指す。

冬来たりなば、春遠からじ。





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